こんにちは、皆さん。今回は富山市八尾町にある最強のパワースポットとして知られる杉原神社を訪れました。この神社は、豊かな自然に囲まれた静寂な場所にあって、心を落ち着かせるのにも最適なスポットです。杉原神社での参拝を通じて、日々の喧騒から離れ、心身ともにリフレッシュできる魅力をお伝えしていきます。
- 杉原神社について(歴史や見どころ)
- アクセスなどの基本情報
- 主祭神とご利益
- 参拝体験の様子
- 末社の水分神社(みくまりじんじゃ)を紹介
杉原神社について
基本情報
特徴と見どころ
- 境内には樹齢500~600年の巨杉が立ち並び、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
- 木造平屋建ての拝殿は、入母屋造りや銅板葺きの屋根、千鳥破風、真壁造りの外壁など、伝統的な日本の神社建築の美しさを体現しています。
- 季節ごとのイベント(七五三詣や茶会など)が開催されて、地域の文化や伝統を体験できます。
- 境内の「水分神社(みくまりじんじゃ)」では、お金を洗うことができるスポットがあって、運気向上を願う参拝者に人気です。
- 「強烈なパワースポット」として知られていて、メディアにも露出しています。(手相鑑定で有名な島田秀平氏が全国のパワースポットベスト3に選んだことがあって、その名声が広がっています。)
- 境内には「おもかる石」という石があって、これを持ち上げることで神様からの答えを得ることができるとされています。
- 守護腕輪やストーンショップが併設されていています。
歴史と由来
杉原神社の歴史と由来は古くて、地域の信仰と文化に深く根ざしています。最古の伝承によれば、約1300年前の崇神天皇の時代に創立されたとありますが、他の記録では文武天皇の大宝二年(702年)や天平五年(734年)の創立説もあります。
杉原神社の設立理由は、疫病が流行していた時期に、主祭神である辟田彦命(さくたひこのみこと)と辟田姫命(さくたひめのみこと)がこの地に降り立って、民を救ったことに由来しています。彼らは農地を開拓して、田畑を守る神々として信仰されて、特に夫婦神としても知られ、夫婦円満や家内安全のご利益があるとされています。
杉原神社は、その長い歴史を通じて地域社会と密接な関係を築いて、農業や商業の守護神としての役割を果たしてきました。現在も地域の祭りや行事に深く関与して、文化的・宗教的な中心として、多くの人々に信仰され続けている重要な存在です。
御祭神とご利益
- 御祭神
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「辟田彦命(さくたひこのみこと)」・「辟田姫命(さくたひめのみこと)」
- 農業・五穀豊穣
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主祭神が農地開拓の神であることから、農業の成功や豊作を祈願する人々が多く訪れます。
- 夫婦円満
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辟田彦命と辟田姫命が夫婦神であることから、結婚生活や家庭内の調和を願う人々にとって重要な場所となっています。
- 学業成就
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相殿神として菅原道真公が祀られているため、試験合格や学業向上を願う学生たちにも人気があります。
- 健康・病気平癒
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木祖神なども祀られており、疫病退散や病気平癒を願う人々が訪れます。
- 子宝・子育て
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水分大神も祀られており、子宝や子育てに関するご利益も期待されています。
- 開運・厄除け
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幅広いご利益を持つ神社として知られ、開運や厄除けを求める参拝者も多く訪れます。
- 商売繁盛
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商売を営む人々にもご利益があり、商売繁盛を願うために訪れる参拝者も多いです。
杉原神社には、主祭神の他にも多くの神々が祀られていて、木祖神、誉田別尊、建御名方神、菅原道真公などが相殿神として祀られています。これにより、学業成就や試験合格、勝負必勝など、多岐にわたるご利益が期待されています。
参拝の様子
参道
参道に足を踏み入れると、まず目に入るのは整然とした景観です。両側には緑豊かな木々が生い茂っていました。参道を進むと、途中には古い石灯籠や小さな祠が点在していて、神聖な雰囲気を漂わせています。
木々の間から差し込む柔らかな日差しと鳥のさえずりが、心地よい自然の音景色を作り出しています。
手水舎
手水舎の周囲には立派な杉の木が立ち並んでいて、苔むした静寂な環境が広がっています。神聖な空間にふさわしい自然と調和したデザインは、訪れる人々に清々しさと癒しを提供してくれます。
ご拝殿
杉原神社のご拝殿は、その美しい建築様式と深い歴史的背景により、富山の伝統的な神社建築の優れた例として、地域の文化遺産としての価値を高めています。ご拝殿周辺は静寂に包まれて、落ち着いた雰囲気が漂っています。この環境は、訪れる人々に安らぎと心の平穏をもたらして、日々の喧騒から離れて心を静める場所となっています。
おもかる石
杉原神社の「おもかる石」は、多くの参拝者が注目するスポットのひとつです。この石は、参拝者が願い事の成就を占うための重要な役割を果たしています。
- まず、何も考えずに石を持ち上げます。
- 次に、心の中で願い事を念じます。
- 再度石を持ち上げ、最初と比べて重さの変化を感じ取ります。
石が軽く感じられれば「イエス」、つまり願いが叶うとされ、重く感じられれば「ノー」、または願いの成就にはさらなる努力が必要だと解釈されます。
厄割石
「厄割石」は厄を払うために石を割ることで、心身の浄化を図ることができます。参拝する人々はこの儀式を通じて、日常の厄を払って、心の平穏を取り戻すことができるとされています。
ご神木
主祭神である辟田彦命と辟田姫命に関連付けられて、農業、夫婦円満、病気平癒などのご利益があるとされています。ご神木の周囲には静かな空間が広がっていて、訪れる人々は心を落ち着けて祈りを捧げることができます。
夫婦杉
夫婦杉は、根元から二本の杉の木が一緒に生えている特徴的な姿で、夫婦円満や良縁を象徴しています。具体的なサイズは明記されていませんが、樹齢も数百年に及ぶと考えられています。
水分神社(みくまりじんじゃ)
杉原神社の境内にある水分神社(みくまりじんじゃ)は、2021年10月に新たに建立された末社です。水分神社は、水の神様である水分大神(みくまりのおおかみ)を主祭神として祀っていて、天照大神と豊受姫大神も併せて祀られています。
水分神社の三つの特徴
杉原神社の末社、水分神社は、特に「ご神水」「洗財」「悪縁流し」という三つの特徴があることで知られています。ここでは、それぞれ異なる目的で参拝者に利用されていて、重要な信仰の場となっています。
ご神水
「ご神水」は、神社の境内に設けられた二ヶ所の場所から自由に汲むことができて、24時間いつでも利用可能です。この水は神聖視され、持ち帰る際には冷蔵庫に入れて、早めに使用することが推奨されています
洗財(せんざい)
「洗財(せんざい)」は、金運を上昇させるための儀式です。参拝者は古銭を形取った水鉢に金品を浸して、祝詞を唱えながらその金品に神の力を宿すことができます。この儀式は一般的に「銭洗い」とも呼ばれて、持っている金銭を清めることで、その後の商売繁盛や財運向上を祈願するものです。
悪縁流し
「悪縁流し」は、切りたい悪縁や腐れ縁を断ち切るための儀式です。専用の用紙に切りたい対象を書いて、その用紙を池に浮かべることで、その縁が切れるとされています。この儀式も祝詞を唱えることが重要で、視覚的にも象徴的にも悪縁が流れ去ることを示しています。
詳しくは社務所でご相談ください。インターホンで呼び出しが出来て、丁寧に対応いただけます。
おしまいに
杉原神社を参拝した後に、心が洗われるような清々しい気持ちになりました。境内の静けさに包まれて、秋の深まりを感じる自然の中で、神聖な雰囲気を堪能できました。神社を後にする際には、心が落ち着いて新たな活力が湧いてくるような不思議な感覚を体験できました。自分に合ったパワーストーンの守護腕輪を作ってもらえるので興味のある方は、公式ホームページで最新の情報を参考にされてください。
最後までご覧いただき有難うございました。
コメント
コメント一覧 (4件)
こんにちは。
へぇ~石を持って願い事するんですね!
これは変わったお参りの仕方ですね!
他の地域でもこの様な変わったお参りの仕方の神社あるかもしれませんね!
「厄割石」は近所の神社にもあります。
でも投げた事はないですけどね!
NOBさん、こんばんは。いつもありがとうございます。
流石に最強スポットと言われるだけあって、参拝者が多いですね~。いい気が流れていて心地が良かったです。私も石を投げたことはありませんwww。この神社は、おわら風の盆で有名な八尾町にあるんですが、歯のかかりつけ医がこの町にあるので歯のメンテナンスの度にお参りさせていただいております。
こんばんは~ 八尾町ってことだったので、昨年夏に行ったところのあたりかな?と思いましたが、ちょっと違っていたようですね。こちらはあのおわら風の盆で有名な古きよき街並みが残るところでしたが、もう少し富山市内側だったんですね。昨年は市内中心部、岩瀬浜付近と八尾町&リトリートなどを歩きまわったんですが、次回は自転車でと思っています。行きたい場所は新港付近と親不知あたりの海岸線ってところでしょうか。日本海沿いぜひチャレンジしてみたいところです。
Tomyさん、おはようございます。コメントをいただき有難うございます。
おっしゃる通りで杉原神社は八尾町中心から富山へ少し下ったところにあります。
新湊新港から海沿いを走るなら、富山湾岸サイクルコースですね。
日本海沿いの景色が最高のコースです。ぜひ走りにいらしてください。お待ちしております^^