善光寺と仲見世のグルメを満喫する夫婦旅行

今回の旅は長野市の善光寺を訪れて、歴史と文化に触れながら、地元の美味しいグルメを堪能した夫婦旅の様子をお届けします。ご夫婦での旅行を計画している方に向けて、参考にしていただければ幸いです。

善光寺について

善光寺の歴史と文化的背景

善光寺は長野県長野市に位置する無宗派の仏教寺院で、その歴史は約1400年にわたります。善光寺の本尊である「一光三尊阿弥陀如来像（いっこうさんぞんあみだにょらい）」は、日本最古の仏像の一つとされていて、552年に百済から日本に伝来したと伝わっています。

善光寺の見どころ

本堂の魅力

国宝に指定されている本堂は、江戸時代中期を代表する仏教建築で、訪れる人々に圧倒的な存在感を与えます。

山門と仁王門

山門と仁王門は善光寺の玄関口として、参拝者を迎える重要な建築物で、その壮大な造りが見どころです。

お戒壇巡りの体験

お戒壇巡りは、暗闇の中を手探りで進む体験で、心の浄化を促すとされています。多くの参拝者がこの体験を求めて訪れます。

仲見世通りの楽しみ

仲見世通りは石畳に商店が並ぶ通りで、食事やお土産の購入が楽しめる場所として人気があります。

善光寺の基本情報

参拝しました

善光寺の本堂に入ると、すぐ目に入るのが「びんずる尊者」です。この仏像は、お釈迦様のお弟子さんで病気を治す力があるとされています。自分の体の悪い部分と同じ箇所を撫でることで、その部分が癒されると言われています。実際に多くの人々がこの仏像を撫でていました。少し高い位置に仏像があって、手の届かない女性の方もいると思います。（本堂内は撮影禁止でした）

仲見世のグルメを堪能

善光寺参道にある「仲見世通り」は、善光寺の仁王門から山門までの約150メートルにわたって広がっていて、地元の特産品や美味しいグルメを楽しむことができます。仲見世通りの最大の魅力は、その豊富な食文化だと思います。この地域の名物や特産品を扱うお店が多くて、各店舗によって異なる味わいを楽しむ事が出来ます。

信州りんご菓子工房 BENI-BENI

お店の特徴

BENI-BENIの最大の魅力はそのこだわりの素材で、すべてのアップルパイには信州産の新鮮なりんごが使用されています。

食べてみた

美味しくて秒で食べてしまいました。外はサクサク、中はふんわりとした食感が特徴です。大きくカットされたりんごと、地元の小布施牛乳を使ったまろやかなカスタードが絶妙に組み合わさっています。この信州産の素材を活かしたスイーツは、一度味わってみる価値があります。

すや亀 善光寺店

120年以上の歴史を持つ「すや亀 善光寺店」は、善光寺の仁王門から徒歩3分という好立地にあって、地域の食文化を支えてきました。

お店の特徴

すや亀 善光寺店の店先にはベンチが設置されていて、訪れた利用客がゆっくりと休憩しながら商品を楽しむことができます。

食べてみた

焼きむすびを食べてみると、味噌を使った特製のタレで味付けされた濃厚な風味が素晴らしいです。ご飯と絶妙に絡んで、外側の香ばしさと内側の柔らかさが絶妙なバランスです。焼きたてのごはんに巻かれた海苔の相性も最高でした。これは手持ちで散策しながら食べることもできるアイデア商品ですね。

おしまいに

妻の父が誕生日を迎えるということで、最後にお土産物屋に寄って地酒を購入しました。プレゼントにしたいと店員さんに伝えると、店内が大忙しの時間帯にも関わらず、雰囲気に合わせた包みを探してくれて、この土地の人の優しさにも触れる事も出来ました。「一生に一度はお参りしたい」と言われる善光寺に心を込めて参拝して、仲見世通りを散策しながらスイーツやグルメを楽しんだ思い出は、私たち夫婦にとってかけがえのない宝物となりました。

最後に、この素晴らしい旅を通じて感じたことは「夫婦での旅は、新たな発見と絆を深める絶好の機会だ」ということです。ぜひ皆さんも大切な人と一緒に旅をして、その瞬間を共有してみてください。心温まる思い出が待っています。