Googleアドセンスは、ブロガーにとって重要な収益化の手段です。しかし、以前よりその審査過程は厳しくなっていて、多くの人が複数回の挑戦を経験します。私も3回目の挑戦でようやく合格を果たしました。この記事では、その過程で学んだことを共有し、これから挑戦する方々の参考として、少しでもお役に立てればと思います。
- Googleアドセンス申請から合格までの過程
- 審査が通るまでに取り組んだこと
- アドセンス審査合格のためのポイント
Googleアドセンスの審査申請をした理由
Googleアドセンスへの挑戦を決意したのは、単なる収入源を求めてではありません。ブログの質を高めて、読者の皆さんに価値ある情報を提供して、それを共有できればという思いがありました。アドセンス審査は、自分のブログが一定の基準を満たしているかを、客観的に評価してもらう絶好の機会だと考えました。
Googleアドセンス審査とは、Googleが「広告を掲載するのにふさわしいサイトなのか」を審査することをいいます。少し見方を変えると「読者に必要な情報を効率的に提供しているサイトなのか」を評価してくれるとも言えるのではないでしょうか。
Googleアドセンス申請~合格までの過程
初回申請時の状況
- 独自ドメインを取得して運営開始(無料ブログはアカウントの申し込み時点で申請できない)
- テーマは「SWELL」を使用
- プログの種別は「雑記ブログ」
- 記事の初投稿は2024年8月26日
- Ad審査の申請は2024年9月26日
- 記事数は12記事を用意
- トップページは「ブログ型」
- プロフィール、サイトマップ、問い合わせ、プライバシーポリシーの設置
初審査(1回目)の結果
初審査の結果は不合格。審査落ちの理由は「有用性の低いコンテンツ」とありました。これは、Googleにとって価値が低く、独自性や信頼性に欠けるコンテンツを指していることになります。とてもじゃないけど、これでは読者が満足する内容ではないと提示されたように感じました。
基本的な準備を整備して、記事の作成を頑張っていたので、少しショックがありましたね。有用性が低いとGoogleが判断したことになります。この評価をどう捉えるかが重要なので、気持ちが切れないようにしながら、再審査に向けて準備を進めることにしました。
- 記事内容の見直し(情報が不十分な内容になっていないか)
- 記事のポイントになる部分にはマーカーを追加
- 審査中の期間を含め、記事数を追加(4記事増やして16記事になる)
- すべての画像の代替テキストを記入
- トップページを「ブログ型」から「サイト型」へ変更
- プライバシーポリシーのボリュームを増やし、さらに参照しやすいように改善
- 操作性を高めるためにメニュー(グローバル、フッター)と、検索や絞り込み機能(サイト内検索、カテゴリー、人気記事など)を改善
以上の修正を施して、再審査の申請を依頼しました。(結果通知が届いてから5日後)
再審査(2回目)の結果
2週間後に届いた再審査の結果も不合格。理由は同じく「有用性の低いコンテンツ」でした。
この時の結果には、さすがに落ち込みましたね。そんなに価値の低いサイトなのかなぁ~て。一時的に記事を作成する意欲も低下しましたけど、この悔しさを次に活かすしかないと取り組んだ内容が以下の通りです。
- トップページにサイト紹介文を加える(読者が何のブログなのかがわかるようにする)
- 審査中の期間を含め、さらに記事を増やす(5記事を追加して、全21記事となる)
- 各記事の先頭に「この記事の内容について」の案内を入れた
- 記事内容のコピーチェックを施し、問題が生じていないか確認(CopyContentDetector®を使用)
- 記事の文字数チェック(1000~2000文字程度)で調整(Sundry Streetを使用)
- サイトの表示速度が遅くないかを確認する(PageSpeed Insightsを使用)
- カテゴリーを減らす(4つ⇒3つに調整)
修正をして、再々審査の申請を依頼しました。(結果通知が届いてから3日後)
再々審査(3回目)の結果
再々審査(3回目)で、ついに合格できました!
今度は審査結果がすぐに届きました。これが本当の「3度目の正直」というやつですね。とても嬉しかったです。早速、広告を掲載しました。
合格への鍵
どの取り組みが評価されて審査が通ったのかは、Googleが判断することなのではっきりとしたことはわかりません。もしかしたら、あまり意味のない作業をしていた可能性もあると思います。私なりに最終的に合格できた要因をまとめると、以下の点にあると考えています。
- 独自性のある記事:自身の経験や知識を基にしたオリジナルコンテンツの作成(他サイトからの無断転載や引用過多もオリジナリティの欠如となります)
- ユーザビリティの向上:見やすいレイアウト、適切な内部リンク、モバイル対応
- 信頼性の確保:プライバシーポリシー、お問い合わせページ、サイトマップの設置
質重視の姿勢を保つこと、諦めずに継続することの重要性を学ぶ事が出来ました。
おしまいに
Googleアドセンスの審査合格は、一朝一夕には達成できません。しかし、諦めずに改善を重ねることで、必ず道は開けると思います。コンテンツの質と量のバランスを取って、読者ファーストの姿勢を貫くことが、最終的な成功への鍵となると感じました。この経験を通じて、単にアドセンスに合格するだけでなく、真に価値のあるサイトを作り上げることの重要性をあらためて学ぶことができました。これからアドセンス審査に挑戦する方々も、この過程を通じてより良いコンテンツ作りに励んでいただければと思います。
最後までご覧いただき有難うございました。
コメント
コメント一覧 (6件)
おはようございます。
お久しぶりですね、突然だったのでかなり心配していましたよ。
ブログ、グレードアップした感じですね。
またよろしくお願いします。
べり~*さん、こんばんは。お久しぶりです。
コメントをいただきましてありがとうございます。
ようやくブログを再開できるようになりました。
ご挨拶が遅れて申し訳ありませんでした。
これからもお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
mizuこんばんは
何時の日かの為にGoogleアドセンス参考になりました。
結構大変なんですね。
NOBさん、こんばんは。
コメントをいただきましてありがとうございます。
以前に比べて、審査の基準が厳しくなりましたね。記事数を増やすだけでは通らなくなっているようです。合格基準はグーグルが明らかにしていないことから、傾向を予測したサイトやYouTubeなどの情報がたくさんあってちょっと苦労しました。とりあえず3回目でクリアできてよかったかな~とwww。今後もサイトの質を上げられるようにしていきたいです。
はじめまして、ロードバイク好きの独り言のしげです。
私は、Adsenseが始まった当時に違うサイトで登録して、そのままサイト追加で今のブログを登録してなんの苦労もなく通りました。
現在新規だとAdsenseの審査って結構大変なんですね。
でも通って良かったです。
Adsenseの場合、インプレッション数が割と重要っぽい気がします。がんばってください。
しげさん、こんばんは。
コメントをいただきましてありがとうございます。
おっしゃる通りで、私も数年前に運営していたサイトでは簡単に通ったのですが、今では審査が厳しくなったという情報が多いですね。そして、サイトを多くの方に見ていただけるように頑張ります。
今後ともよろしくお願いいたします。