皆さん、こんにちは。富山県もようやく長い冬から春の訪れが近づいてきました。雪に覆われた美しい風景は、冬の魅力を保ちながらも、サイクリングを愛する人々にとっては少し厳しい時期です。しかし、雪が溶けて少しずつ日差しが暖かくなると、心の中で芽生えてくる期待感が膨らんでくるものがあります。その中で今回は、晴れた休日に自転車で行く、富山駅前の様子をお伝えしたいと思います。
- 休日の富山駅前の雰囲気
- 路面電車が行き交う様子
- 薬都とやまの象徴の紹介
- 「おめで鯛焼き本舗」のお土産
富山駅前の日曜日の賑わい

青空の下で自転車に乗ると、一日の生活に潤いを与えてくれます。冬の雪から解放された今、自由に風を感じることは、心のリフレッシュを図る絶好のチャンスと言えるでしょう。この贅沢な時間を思い切り楽しみたいですね。

街乗り、通勤で使用しているアルミのクロスバイクです。もう20年以上乗っています。


春の訪れが近づくと共に、富山駅前は活気に満ち溢れています。穏やかな陽射しの中で、駅前に広がる広場には家族連れや友人同士が集っていて、笑い声や楽しげな話し声が響いています。
富山駅前の路面電車の魅力


富山駅前は、富山市の交通の要所として多くの路面電車が行き交う活気ある場所です。このエリアでは、街の中心部をつなぐ路面電車が効果的に運行されていて、訪れる観光客や地元の住民にとって重要な交通手段となっています。富山駅前の路面電車は、2020年に南北接続が行われたことによってフォトジェニックな景観を作り出しています。この接続によって、富山地方鉄道の市内軌道線と富山港線がスムーズに結ばれるようになって、多くの路面電車が駅前を行き交っています。
地元ケーブルテレビCMキャラクター「モモ電」


3月3日から、富山市内を走る路面電車で「ケーブルテレビ富山」のCMキャラクター「モモ」をデザインしたラッピング車両が走っています。



様々な塗装バリエーションや、新型車両の非常に独特なデザインは目を引いて楽しめます。
「Flower Day(花贈り日)」ラッピングセントラム


富山北部高校の生徒さんがデザインした「Flower Day(花贈り日)」ラッピングセントラムが、3月14日まで運行しています。



いつも素敵なデザインを提供してくれます。
レトロ電車の「CHITETSU TRAM」


富山の路面電車は、そのクラシカルなデザインで観光客にも人気です。特に「レトロ電車」は昭和40年製の7000形車両をリニューアルして、古き良き時代の雰囲気を再現しています。富山市内の市街地を走って、観光や市民の足として利用されています。



水戸岡鋭治氏のデザインが施されて、クラシカルながらもモダンな雰囲気を楽しむことができます。
路面電車王国の富山


特に鉄道ファンにとって、富山駅前は写真や見学を楽しむスポットとなっています。新旧の電車が行き交う様子を撮影するために、カメラを持つ人々が集まります。また、駅前の賑わいが写真に独特の雰囲気を与えて、多くのブログやSNSに投稿される光景が広がっています。



日本の他の都市と同様に、富山の路面電車はその独自の魅力を持っておいて、訪れる人々に新たな発見を提供しています。これからも、このエリアでの路面電車の動きから目が離せませんね。
富山駅前の薬都の象徴


富山駅前には、薬都富山のシンボルである「富山の薬売り」の像があります。この銅像は薬を商っていた「越中富山の薬売り」をモデルにしたもので、日本全国を薬の行商に歩いた姿をリアルに表現しています。


富山が薬都として知られるようになった背景には、反魂丹の効能が広く認知されたことがあって、駅前の像はその歴史と伝統を伝える役割を果たしています。



薬の富山というイメージは強いですね。移住する前は私もそのイメージを持っていました。
パフォまちライセンス


「パフォまちライセンス」は、富山市が主催するイベントで、アーティストやパフォーマーが富山駅広場など公共の場で自由に活動できる制度です。



富山駅南口広場でパフォーマンスを行って、地域の活性化と来街者への娯楽提供を目的としています。
アーティストやパフォーマーが自由に活動できる制度


各アーティストは5分から10分程度の持ち時間で、弾き語り、ラップ、ロックバンド、ブレイクダンス、マジック、大道芸など多様なパフォーマンスを行います。


ライセンスを取得することで、富山駅南口マルート前広場と北口バス駐車場横の2ヶ所で、無料でパフォーマンスを行うことができるようになります。



この制度は、地域のアーティストにとっても、大きなチャンスとなっているかもしれませんね。


この方は、けん玉を使ったパフォーマンスを披露していました。けん玉で紅白歌合戦にも出ていたそうです。かなり盛り上がっていました。



それにしてもレベルが高い!落ちたらどうなるのか、ちょっと心配しました。
北陸初出店の「おめで鯛焼き本舗」


富山駅前の商業施設「マルート」に、2025年3月1日に『おめで鯛焼き本舗』がオープンしました。北陸地域初出店となるこの店舗では、縁起の良い「昇運・招福」の文字が刻まれた鯛焼きが楽しめます。



ちょうどおやつの時間だったので、家族にお土産を買っていきました。


「おめで鯛焼き本舗」では、顔が笑顔のデザインが特徴で、カスタード味の他に粒あんやお好み焼き風の鯛焼きなど、他のバリエーションも販売しているので、さまざまな味を楽しめるのも大きな魅力となっています。



連日多くの人が訪れて、お店の前に行列ができる人気ぶりです。
食べてみた


このお店では「昇運・招福」をテーマにした特別なデザインの鯛焼きも販売されていて、訪れる人々に縁起良い一品を提供しています。



つぶあん3個、カスタード2個が入った「招福セット」を購入しました。


あんこが苦手な私はカスタードをいただきます。カスタードは濃厚でとろけるような食感が楽しめました。ここでは「ぜいたくカスタード」と表現しておきます。



「昔懐かしい美味しさ」。たくさんの人が行列を作っているのも理解できました。
おしまいに


冬の寒さもようやく和らいで、久しぶりのサイクリングを楽しむことができました。晴れた富山駅前の風景はやはり素晴らしくて、心が癒されました。これからもっと暖かくなったら、どんどん自転車で出かけたいと思います。最後に、この記事を読んでくださった皆さんに感謝の気持ちを込めて。また次回のライド報告をお楽しみに!



最後までご覧いただき、有難うございました。
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